小倉弁護士のコラムの価値
Political Compassテストを見つけたきっかけは、Hotwiredのコラムにblog形式で掲載されている小倉弁護士の「IT法のTop Front」なのですが、私自身、最近のこのコラムにほとんど価値を見出していません。
特に、2月以降のエントリに関しては、単に掲示板上の議論の進め方やコメントの管理方法に関することで、どこが「IT法Top Front」なのやら……。
そういうことなら、パソコン通信やNetnewsやらで、そういう事態に対処したり、見ていた人の方がよっぽど詳しいはず……。
最近はむしろ、トラックバック先の意見に価値を見出していたりします。
小倉弁護士のBLOGの問題は、コメントで寄せられた疑問や意見に対するblog主の不誠実な対応にあると感じています。
1.コメント削除とその不適切な対応
コメント削除は、blog主の権利ではありますが、その実行には慎重さが求められるでしょう。
多重投稿や営業的書きこみ(SPAM)を削除することは問題ないでしょうが、それ以外の意見や疑問を含むコメントの削除は慎重にするべきでしょう。
コメント削除の乱用(と周囲から見られる行為)は、時としてコメント削除についてのblog主の削除基準のポリシーの正当性を問われると共に、その対応によってはblog主の管理能力への信頼を損なうことにもなりかねません。
2.BLOGテーマから外れたエントリの乱立
BLOGに大きなテーマが設定されている場合で、大量のコメントがついてしまった場合に臨時にそれに対応するエントリを立ち上げても良いとは思いますが、それに関するエントリばかり続くのは異常です。
3.不誠実な対応
コメントにはいろいろなタイプがありますが、その中で、BLOG主に対して質問しているものについては、理解しやすい文章で再説明するべきでしょう。
特に用語の定義に関する質問(確認)は、BLOG主とコメント主の相互理解の基盤となるべきものですから、特にわかりやすい、あるいは明確な説明が必要でしょう。一人が質問したと言うことは、その何十倍の人が理解できない、疑問に思っているということを忘れないようにしましょう。
その説明を十分することなく、誤解だ誤読だとBLOG主が主張することは、BLOG主の議論に対する姿勢の誠実さ、信頼に疑問を投げかけられます。一度失った信頼を回復するには、多大な努力が要求されるでしょう。
一度大量のコメントが寄せられると、それ以降はますます大量のコメントが寄せられるようになると考えられます。
これは、大量のコメントが寄せられることで個々のコメントの露出度が下がり、コメントすると言う行為への抵抗感が低くなってしまうのだと思います。
ですから、何度も大量のコメントが付く前に上記のような誤った対応をせずに事態の収拾を図るべきだったのではないでしょうか?
不特定多数が閲覧する場における小倉弁護士の管理能力に疑問符がつくのではないでしょうか?
BLOG形式で今のような状態でコラムを続けることは、あまり望ましいことではないように思います。
#法律実務者としての能力と上記の管理能力は、おそらく別の能力です。
#ITに詳しい、インターネットに慣れていると思われる人でも、意外に上記の管理能力に欠けていることがある#ように思います。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

